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呑まずに死ねるか

ナイトウ・チンはコメディアンである。
内藤陳(ないとう・のぶる)である。
その人、読書家ということで、いや活字中毒患者で、やたらと本を読みまくっている。
その人がいう読書の醍醐味の神髄が「読まずに死ねるか」である。

面白い本を知らずに死んでいくのでは生まれてきた甲斐がないというのである。
読書に淫すると、それほど面白いものらしいのである。
もちろん、おもしろい本に限定していえばであるが。
お酒も同じである、「呑まずに死ねるか」。

うまいお酒はほんとうにうまいのである。
その前には数多くの呑むまでもない酒瓶の山があることは読書と同じである。
もっとも、うまいお酒に出会うためにはそういうお酒も呑む必要があるということで、
けっきょく、どんな酒でも口をつけるというのが酒呑みの貪欲なところである。

多読の活字中毒患者が薦める本や、広くお酒を呑んでいる人が勧める酒は、うまい。
その一杯は、うまいを知らずに死んでいくのは本当に勿体ないと思う一瞬である。
多くの日本人はその日本酒のうまさを知らないで死んでいくのだろう、勿体ない。
ちょっと「むの字屋」でも読めばいくらでもうまいお酒が呑めるというのに。
by munojiya | 2008-06-30 01:02 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya