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北海道に幻のお酒あり

入手困難なお酒を幻の酒と呼ぶことがある。
本数が少ないとか、販売戦略のために、なかなか手に入らないお酒のことである。
よく言えば、人気沸騰で超品薄のお酒というわけである。
そういうお酒がうまいかどうかはまた別の問題であるが話題作りには成功している。

いまではスーパーでも売っているから幻ではなくなっているが、
一時(いっとき)は「越乃寒梅」が幻の銘酒とされていたことがあるようである。
ただし売価は今でもプレミアム付き(高値売り)で、本来の値段が幻と化している。
最近の幻の酒といえばサミット記念酒の「彩花洞爺(さいかとうや)」だそうである。

北海道の洞爺湖で開催されるサミット(2008年7月7日)を記念して造られたお酒である。
北海道酒造組合の統一ブランド酒で、道産米100%使用を条件に
11メーカーが18種類3万本を造ったというが、5月中旬に発売されると
またたく間に売れてしまい今では入手困難な状態になっているという。

それを聞くと欲しくなるのである、争奪戦に参加することに意義があるからである。
以前「吟の舞」というサミット記念酒があったが、うまくもなんともない酒だった。
多分こんどのお酒もまた、というのが庵主の危惧である。
経験則が一つ増えそうな不安を感じているのである、統一記念酒にうまい酒なし、と。
by munojiya | 2008-07-07 15:34 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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