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「薩摩宝山」に汚染米が使われていた事実はなかった

その事件が発生した当初は、多くの人に疑いの目で見られていたことが、後々よく調べたら
そういう事実はなかったということが判明したのが、「薩摩宝山」の事故米混入疑惑事件である。
当初は、西酒造は事故米(汚染米)を使って「薩摩宝山」を造ったのではないか、という印象を
受ける風評報道がなされていたのである。おわび広告を取るための営業だったのかもしれないが。

「三笠フーズ」は米穀の販売会社で、その会社が事故米を安価で販売していたのである。
その三笠フーズから米を買っていた酒造会社が何社かあって、西酒造もそうだった。
製造時期からして「薩摩宝山」に事故米が使われたのではないかという疑念がもたれたのだ。
結論を先にいうと、「薩摩宝山」には事故米は使われていなかった。問題はなかったのである。

そして、当然のことながら造られた「薩摩宝山」には毒性を有するものは含まれていなかった。
しかし、情弱な庵主は、当時、その真実を知ることなく、報道で知る範囲で記事を書いたもの
だから、事実と異なる内容のものがネット上にはそのまま残ってしまったのである。
西酒造様からプロバイダーを通じてその間の事情を説明していただいた。「欄外」参照。

西酒造は、当時、速やかにその結果を公表したというが、情弱の庵主の所には速やかに伝わって
こなかったものだから、間違った内容の記事がそのまま残っていたのである。
先に、同様の別記事について西酒造から指摘があり、その時点で間違いを訂正したが、この記事
が残っていた事に気付いたので即改稿した。2017年7月14日改稿。旧稿は「欄外参考」に。

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【欄外】薩摩宝山に関しては、2008年に事故米が使用されていた可能性があるとして、
回収を行ったことがあります。これは、九州農政局から、依頼者[西酒造のこと]が焼酎の
原料である米を仕入れていた業者が事故米を扱っており、依頼者に納入された米にも事故米が
混入されていた可能性があるとの連絡を受けたためです。

この時点では、本当に自己米が納入されていたのか、薩摩宝山は安全性に欠けているのか等は
不明でしたが、飲用し直接体内に入れるものであり、お客様の健康に万が一のことがあっては
ならないと考え、すぐに回収をしました。
本ブログは、この自主回収事件に関する報道記事等を援用しているものと思われます。

依頼者では、農政局、保健所等にて、使用されている米及び製造された焼酎について検査を
行いました。結果として、依頼者において使用していた米は事故米ではなく、仮にそのまま
食したとしても何ら健康への影響はないものでした。また製造された焼酎についても、全ての
検査項目で陰性の結果となり、安全性に問題ないことが確認されました。

このように、依頼者では事故米を使用したことはなく、薩摩宝山に毒性を有する物質は含まれて
おりませんでした。
この結果を、依頼者はすみやかに公表しています。』。
情弱な庵主の所には速やかには伝わってこなかったのである。ほぼ9年かかったのである。

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【欄外参考】西酒造といえば、ちょっとお酒に詳しい人ならすぐ焼酎の「富乃宝山」だとわかる。
若手がやっている注目の焼酎蔵としてよく雑誌などに取り上げられているからである。
そこに三笠フーズの汚染米が流れていたという。(これと次の行が間違い)
汚染米が使われたのは看板銘柄の「富乃宝山」ではなく地元用の「薩摩宝山」だという。

それを信じて「富乃宝山」や「吉兆宝山」は大丈夫だとしておこう。
西酒造には以前焼酎にバニラ香料を混ぜた(無害だが違法)と刺された事件がある。
刺したのは西酒造の人気をやっかんだ地元の大手焼酎メーカーだと聞いたことがある。
西酒造は香料添加を否定したが、それは事実に反するというHPもあって大変だった。

三笠フーズの汚染米を混入した事故米を使っていたのは、とされるのは、福岡県の光酒造、
熊本県の抜群酒造、六調子酒造、鹿児島県の喜界島酒造、西酒造の五社だという。
それは分かったが、製品にまで毒性が残存しているものなのかを庵主は知りたい。
アルコールは毒だというのが庵主の常識だから、はたしてそれを上回る毒性があるのか。

西酒造の被害額は約30万本を自主回収して3~4億円だと報じられている。
30万本(一升瓶換算)で総額3億円というから卸し単価1000円余というところか。
それが販売価格の70%として小売価格は一升1400円~1600円といったところである。
「薩摩宝山」は「富乃宝山」と違って地元用銘柄だから値段も安いのでそんなところだろう。

by munojiya | 2008-09-09 01:28 | Trackback(1) | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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