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男の夢

男の夢(ロマン)が三つあるという。
プロ野球の監督になること(独裁願望。お山の大将)、
ダービー馬のオーナー(馬主)になることと(成功願望。金と名誉)と並んで、
新聞社をやること(啓蒙願望。世の中をよくしたい)がその中では華だといわれている。

男の浪漫というのは、よくいえば、貯(た)めこまずに施(ほどこ)すことなのである。
人々に夢をばらまき、お金をばらまき、そして己の志を世にばらまくことである。
己を無にする生き方が感動を呼ぶのである。
いずれも志が低いときは、その地位を得てもただの強欲(チンケ)な人になってしまうが。

お金も、その力もない非力の人は芸術にロマンを求めるのである。
芸術を愛するというのは、世の中にある本物と似非を見分ける能力を磨くことである。
俺には判るという喜び(優越感と矜持)にひたることである。
芸術の世界で、人は独裁願望を満たす、そこでは己の判断が絶対だからである。

芸術の世界で、人は富と名声を越えた快感を得る、それは金で買えないものだから。
芸術の世界で、人は己の感覚を世に問うことができる、後生にその成果を残せるのである。
一人の人間がすべての芸術を理解することはできない、それでいいのである。
庵主は、ただ一つ、お酒のうまさを、すなわちその美を語るだけなのである。
by munojiya | 2008-11-25 00:32 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya