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真夜中は「こんばんは」

庵主は聞いたことがないが、
NHKの「ラジオ深夜便」という深夜に放送している番組では、
真夜中の挨拶言葉は「こんばんは」と言っているという。
早暁といっていい時間にでも、そうだという話である。

それに対して、その時間なら「おはようございます」というべきではないか、
という視聴者の投稿があった。
リスナーという言葉も軽薄だが、逆に視聴者という字面は重すぎる。
適当な日本語をだれか考えて。

夜明けに近い時間の挨拶は「こんばんは」か、「おはよう」か。
彦六なら、「ばか、そんな時間に起きているからくだらねぇこと心配するんだ」
ということになりそうだが、聴き手は現にその時間に起きているのである。
いや、眠られない事情にあるのかもしれないのである、いろいろな人がいるのである。

クリスマスイブにみるように、西洋では前の晩から翌日が始まるのだというが、
日本では夜明けから翌日になるから、深夜は「こんばんは」でかまわないのである。
庵主は昼間はお酒を呑まないことにしているが、夜(よ)が明ける前までは夜だから、
夜ならお酒を呑んでいてもかまわないのである、早暁のお酒は朝酒じゃないのである。
by munojiya | 2009-01-05 08:53 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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