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21世紀の映画とは何か 

21世紀になっても映画は20世紀の映画をなぞらえるだけで新しい映画を生んでいない、
と庵主は書いた。
では21世紀の映画とはどういう映画をいうのか。
その前に20世紀の映画とはなんだったのか。

20世紀の映画というのは21世紀に夢を託す映画だったのである。
21世紀になれば人間はもっと賢くなれるという希望を描く映画だったのである。
そして20世紀は宗教が臭教といっていいほどに腐臭を発していた世紀だったのである。
国債陰謀論というのはキリスト教原理主義の新商品だったのである。

商品だから、それで儲けている人がいるということである。
だれもが知っている陰謀論というのは形容矛盾だろう。
21世紀の映画は何を描かなければならないのか。
絵空事ではなく真実を語るということである、嘘からは未来は開けないからである。

もう建前の絵空事の歴史は読みたくないのである、本当のことが知りたいのである。
20世紀後半の日本酒はアル添という邪教に走って見掛けだけの酒を造りつづけた。
庵主はそんな見栄えだけの酒ではなく、真っ当な味のあるお酒を呑みたいのである。
お酒のうまさはその酸味の美しさにあるとすでにわかっているのだから。

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20世紀はカルトの世紀だったと書こうとして躊躇(ためら)った。
カルトの意味がよく分からなかったからである。
カルトというは一種の精神病のことだろう。
かのヒトラーにとりついたそれである、どんどんユダヤ人を殺せというのである。

アメリカの白人を洗脳しているキリスト教原理主義である。
ためらわず有色人種を殺せというのである。
共産主義者である、大いに異なる思想の持ち主を殺せというのである。
そのものズバリ、カルトと呼ばれている数多くの新興宗教がその典型ということなのだろう。

少数者の幸せを掲げて大多数の人々を不幸に陥れる偏狭な考え方である。
他人を不幸と見立てて相対的に自分達は幸せだとする傍迷惑な考え方なのである。
その宗教には入会金が必要だという時点でそれが金儲けだということが分かるのである。
入会金のルビは「おふせ」である。

そういう考え方にとらわれている人達を庵主はキチガイと呼んでいる。
一緒には住みたくない人という意味である。
自分の意に沿わない人達なんか殺してしまえという自滅に至る思想のことである。
合理化というのも自滅思想であるが、カルトとは死の誘惑に負けた人達なのである。

by munojiya | 2009-01-23 01:07 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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