湧いてくる
枯れるまでである。
湧いてくるのである、こうして、パソコンの画面(展示盤、略して展盤)に向かうと、
勝手に指が動くのである。
考えなくても文章が勝手に出てくるのだから、
湧いてくるとしかいいようがない。
湧いてくるうちは命の炎が燃えつづけているということである。
それが枯れたときが終焉だろう。
水が命の元である。
命をつないでいるのは水なのである。
その水の一番おいしいところがお酒である。
ただしそのうまさはアルコールという猛毒の上に乗っているのである。
庵主は、ちゃんと、そのうまい部分だけをすくっての呑んでいるのである。
下手な人はアルコールまで飲んでしまうのである。
そのアルコールが酒だと思っている人もいるが、呑むところを間違っているのである。
お酒のうまさは命をうるおす潤滑剤なのである。