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時局物 低額給付金

定額給付金が本決まりになったようである。
たしか、年越しのための給付金だったはずだが、
それが今時分では六日の菖蒲、十日の菊である。
定額給付金なんかいらないよ、だってもう年を越しちゃったもの、という揶揄があった。

一人1万2千円だという。話によると、在日外国人にもばらまくという。
この定額給付金はたしか公明党の発案だったはずだが、その趣旨を庵主は聞いていない。
もっとも純米酒の定義が変わったときもその趣旨を提案者から親しく聞いていないから、
庵主が坐っている席は酒場の末席なのである。l時代遅れの風に吹かれているのである。

定額給付金を低額給付金と書いた人がいる。
贅沢は敵だ、をそっと贅沢は素敵だと書き直した人や
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ、の工の字をさりげなく消した人がいるが、
そんな金額をばらまく人の“さもしい”心根を見通しているから苦笑させられるのである。

食べたい時がうまい時。カレーのCMである。
やりたい時がおいしい時。お酒の話ですよ。
時宜を外したクリスマスプレゼントなんて、燗冷めしたお酒を呑まされるようなものである。
1万2千円では休んで取りに行ったのでは日当にも満たないから、暇人だけの余得だろう。
by munojiya | 2009-03-10 01:23 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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