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番外篇 明き盲

庵主はそれをペン先と読んでいるがFEPのことである。
マイクロソフトならIMEと呼んでいるそれである。
かな漢字変換ソフトのことである。
そのペン先の癖の話である。

正しくは、その辞書のことなのだが、
明き盲と書こうとしたら、その漢字変換ができなかったのである。
第一候補が秋盲と出てきたのである。秋は失恋の季節だから人生真っ暗という意味か。
庵主が使っているペン先には明き盲という言葉が登録されていなかったのである。

まさか、盲は差別用語だから辞書には登録していないというわけではないだろう。
言葉は道具なのである。言葉自体に意味はない。
その使い方は書き手の意志によるのである。書き手の教養によるのである。
言葉が載っていない辞書なんて役に立たないということである。

よく自分が使いたい言葉が辞書に載っていないという不満を書いている人がいるが、
必要な言葉なら自分で語句登録すればいいのである。辞書が悪いのではない。
辞書の使い方がわからないだけなのである。無免許運転を自白しているようなものである。
庵主の場合、辞書は数多くの酒銘の登録から始めないと使えないのである。
by munojiya | 2009-03-10 01:39 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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