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世話物 痴漢電車

「痴漢させない! ゆるさない!」というポスターが駅に貼ってあった。
庵主は、それは誰に向かって言っているのかと頭を傾げたのである。
TV番組で勝谷誠彦が、松岡元農水相が自殺し際のSPの対応の不手際を糾弾した時に、
それをだれに向かって言ってるの、と一喝したのはハマコー(浜田幸一)である。

その責任を誰に求めているのか、相手の名前をハッキリ言えということなのだが、
勝谷氏はその先はゴニョゴニョと口を濁らせてしまった。
身の危険を感じたからである。藪蛇になることに気付いたからである。
痴漢をさせないというポスターは鉄道会社に向かって見せるものなのである。      

満員電車内での痴漢というのはほとんどは鉄道会社の責任なのである。
男と女の客を密着させて痴漢状態にしておいて痴漢をゆるさないという言い草はないだろう。
電車に客を鮨詰にして、客を人間と思っていない鉄道会社こそが痴漢の真犯人なのである。
ボスターの標語は、客が鉄道会社にいうセリフである。駅長室にでも貼っておくがいい。

「お酒はほどよく適量で」とちゃんと注意を促して売っているからといって
その酒で生じた事故に酒屋が責任がないわけがない。直接はないのだけれど。
「使ってはいけません」といって毒を売ったり、「人を殺してはいけない」といって
拳銃を売っている人に全然責任はないのかということである。法的にはないのではあるが。
by munojiya | 2009-03-13 13:26 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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