皇太子さま
それを、アホか、と指弾している人がいる。
アホなのではない。
それが間違っているということを知らないだけなのである。「いやさか」と同じである。
皇太子さまと呼ぶTV番組もある。
恥ずかしくないのかと思うのはそれを知っている人である。
それを口にしている人はそれが恥ずかしいことだとは思ってもいないのである。
未曾有をミゾウユウと読んだ総理を嗤う同じ人が愛子さまなどと言って憚らないのである。
五十歩百歩なのである。
先の安倍晋三総理大臣に苦言を呈する手紙を送った国会議員がいるという。
その宛名を安倍晋三殿としていたことで、
国会議員なのに総理に対する敬称も知らないのかと嗤っている人がいた。
皇族をさま呼ばわりするのは失礼の極みにはちがいない。サヨクの嫌味か。
内閣総理大臣に殿というのも常識はずれである。ウヨクの皮肉か。いや、いずれも無知か。
山田錦をヤマダキンと読んだ人がいるという笑い話がある。無知なのである。
土佐の「亀泉」をキセンと読んだ庵主は笑えないのである。「飯櫃」も読めないが。