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時局物 FAX

バソコンの普及とインターネットの拡大で、ファクシミリは旧メディアになってしまった。
と、思っていたが、そのFAXがじつはいまなお健在だったのである。
いや、かえって威力を発揮しているのである。
紙に書かれた文字は印象が強いということである。その合法的な迷惑感が役に立つのである。

国会で成立する数多くの法律は、議員がその中身を検証した上で採決されるものではない。
数が多くてそこまで目を通していられないからである。
そのいいかげんさを利用して時にはとんでもない法律がまかり通ってしまうのである。
郵政民営化法案も、その中身を理解している議員はいないはずである。

その法律の中身を知っているのはそれの原案を作ったアメリカ人だけである。
ブラックボックスが組み込まれている法案である。時限爆弾というべきか。
外部の者にはその中身がよく判らないようになっているのである。
今は、そういういかがわしい法案の危険性をネットが議員に代わって見つけてくれるようになった。

危険な法案を事前に通報することで議員を動かすことができるようになったのである。
国籍法改正のときにはそのためにFAXが使われてその有用性が確認された。
議員のFAXに押し寄せた数多くの要請書に議員は閉口していたというから効果ありだったのである。
この「むの字屋」もFAXで送ったら。いや、やっぱりそれは迷惑以外の何物でもないのである。
by munojiya | 2009-04-29 00:19 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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