人気ブログランキング | 話題のタグを見る

番外篇 駄本の中に真実がある

庵主の本棚に収まる数千冊の書籍はその殆どが駄本である。駄菓子本としておこう。
それが捨てられないから困るのである。生きることに執着があるからなのだろう。
お金と本はあの世までは持っていけないから生きているうちに使えというのである。
本の数も数百を越えると検索性が一気に落ちて探したい本がすぐ出てこなくなる。

それなら、グーグルが、探している本をすぐ検索できるシステムを作ってくれるなら、
読者としては、その話に乗った方が便利なのである。
その本を売ってお金を得ている著者の方はそれでは困るだろうが。
しかし、著者の側でもその方がずっと便利なのである。

多作の著者なら過去の著作をすべて手元に置いていることはないだろう。
自分が書いたことを探すときにもそのグーグルで検索した方がずっと早いはずである。
便利にお金が絡むからややこしくなるのだが、探すだけならグーグル検索の方が早い。
もっともグーグル検索は別の意味で危険なのであるがこれは別に書いたとおりである。

他人のブログ(「ネットゲリラ」)を駄本に譬えては何だが、世間的な評価はそんなところだろう。
とはいえ、その指摘(冒頭の部分)の中に案外本当のこと(核心)が書かれているということである。
光るものがある。言っていることに説得力があるということである。合点がゆくということである。
その意味では、この「むの字屋」にも真実が秘められているかもしれないのである。
by munojiya | 2009-05-05 11:42 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya