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一つの前提から二通りの結論

我が国が唯一の核被爆国だから核を保有すべきではないという考えは間違っている。
我が国が唯一の核被爆国であるが故に、我が国こそ核兵器をもつ権利を有するのだ。
国士西村眞悟議員(大阪・17区)の文章である。
被曝国家であるという前提からその後の振る舞いの方向が二つに別れるのである。

お酒は有害だから呑むべきではない。
お酒は有害だけど呑んでみてその有用性を弁えるべきだ。
お金は汚らわしいから持つべきではない。
お金は汚らわしいがそれを手にして生活に資することで社会の安定と向上につなげるべきだ。

庵主は、いずれも「どっちでもいい」と思うのである。
お酒は時にめちゃくちゃうまいものがあるからそれを口にするし、
お金はそれがないと生活ができないから躊躇うことなく受け入れるのである。
ならば核兵器は。語呂合わせなら、核なんて平気(核平気)なのである、日本語では。

お酒もお金も、ついでに別荘と愛人も、手にした時にはその管理が面倒くさいのである。
核兵器も持った時の管理が相当面倒くさそうである。
その管理ができるならあってもかまわないのではないか。適度の緊張はあったほうがいい。
お酒は悪だと思っても、それが世の中にあったところで日常生活にほとんど影響ないのである。
by munojiya | 2009-05-16 11:00 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya