ブルーボトルコーヒー、というコーヒー店があるらしい。
庵主も、噂を聞いているから、けっこう有名なコーヒーショップなのだろう。
アメリカのお店で、先ほど日本に侵略してきた、おっと、上陸してきた、いや、違うか、進出
してきたという事で評判になっていたが、どこまでニュースで、どこからステマか判らない。
今度は、その侵略店、おっとっと、進出店に全然客が入っていないと話題になっている。
庵主は、お酒にしても、ビールにしても、ウイスキーにしても、酸味がうまくないとおいしく
ないと思っているが、そのお店のコーヒーは酸味がよく出ているのだという。
なのに、人気がないのである。さて、さて、そのお店の酸味というのはいかなるものなのか。
庵主は、コーヒーにも、苦みよりも、酸味のうまさを期待するのだが、そのお店の酸味は、
なんでも豆を浅煎りにしたものだから、味わいのある酸味ではなく、頼りない酸味らしい。
庵主は、あまりコーヒーを飲まないので、その辺の事情は受け売りにするしかないのである。
そんなわけで出てきたのが「意識高い系」をもじった「
敷居高い系」と言い方である。
客が入らないお店を「敷居高い系」と呼ぶらしい。いや、それはブルーボトルコーヒー専用の
形容詞かもしれない。「まずい」の代名詞なのかも。「
名前はまなえ」という駄洒落もあった。
日本語の駄洒落には「談志が死んだ」という回文系の駄洒落もある。
「薬はリスク」、「ダムは無駄」、「ニダはダニ」となるのである。
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コーヒーも奥が深いらしい。
気にしなければ、どんなコーヒーでも庵主にはみんな似たように思えるが、知識が増えると
まずいコーヒーが飲めなくなるのである。お酒もそうだが知らない方が幸せなのかもしれない。
『>深煎りで苦いヤツがいいです。<
ドイツのコーヒーってそんな感じ。
エスプレッソとはまた違った感じで寝起きに良いっす。
デミタスじゃないし。
某イタリアンがやってるワインバーは死んだエスプレッソ出しやがって許せない。
一緒に頼んだアフォガードは、豆が新しかったから良いけど。
捨てろよ。一杯目。グラインダーの豆が死んでるし、ポルタフィルターが冷えてるから。
ビル建て替えで無くなったイタリアン(通り二本ぐらい離れる感じ。)は、ランチの
エスプレッソでさえ、一杯目は捨ててたのに。ちゃんと教育しろよ。
下手糞なねーちゃんなら全自動で良いよ。豆さえ良ければ。』(典拠米)。
下手な人が淹れたコーヒーよりも、機械で淹れた方がうまいらしい。
素材がいいものを使えば料理が下手でも素材の味わいでそこそこにうまいように、コーヒーも
要するに豆がよければそこそこに飲めるという事らしい。いい豆を使うことが全てなのである。